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マシン使用方法のご紹介ストレッチマシンの正しい使い方!どんな効果がある?

ストレッチマシン

ストレッチマシンの特徴


ストレッチマシンは、1台で複数の部位をストレッチすることができる器具です。
具体的には以下の部位が挙げられます。

● 肩
● 背中
● 腰
● 鼠径部(そけいぶ)とは、太もものつけ根のくぼみから少し上にある、三角状の部分です。
  下腹部にある恥骨の左右外側の部分で、股関節の前方のところになります。
  鼠径部には、鼠径靱帯があります。

● お尻
● 太もも
有酸座席を前後に動かすことができるので、自力では使うのが難しい筋肉へのアプローチがしやすくなります。
また、ハンドル部分には転倒防止のリストストラップが付いており、誰でも安全にストレッチすることが可能です。



ストレッチマシンの効果


ストレッチマシンは様々な部位の筋肉へアプローチができるので、ストレッチをする部位によって効果が異なります。
全箇所に期待出来る効果は、以下の3点です。

● 疲労回復
● 柔軟性の向上
● ケガの予防
肩こり解消
肩の筋肉を十分に伸ばすことで、肩こりの解消になります。
四十肩や五十肩の予防にもなるため、ストレッチの習慣化がおすすめです。

姿勢改善
背中のストレッチは、猫背改善や姿勢矯正の効果があります。
長時間デスクワークをしたり携帯を触ることで猫背になりやすく、無意識のうちに姿勢が悪くなっていることが多いです。
背中の筋肉をしっかり伸ばし、正しい姿勢を維持できるようにしましょう。

浮腫み解消
浮腫みの大きな原因は血行不良です。
長時間同じ姿勢を続けると、血液が下半身に溜まり脚が浮腫みやすくなります。
そのため、鼠径部や太ももの筋肉を重点的にほぐすことで、浮腫みの解消や防止に効果的です。

脚痩せ
筋トレで脚痩せを目指す方は多いですが、ストレッチでしっかりと太ももの筋肉を伸ばすことが重要です。
前ももは最も大きい筋肉であるため、張りをほぐすだけですっきりして見え、それから筋トレをすることでより高い効果を発揮します。
他にも、ストレッチマシンは日常で使う筋肉を動かすため、高齢者の運動不足を解消し、転倒予防の効果も期待できます。


ストレッチマシンの使い方


各部位ごとのストレッチ方法をご紹介します。
どの部位をストレッチする際も、最初に以下の動作を行ってください。

● 座席に腰掛ける
● 膝を膝パッドに置く
● 足をペダルの上に乗せる
● リストストラップを手首に装着する
肩のストレッチ
①両腕をクロスさせ、上のバーを握る
②上半身を後ろへ引き、肩を伸ばす
③肩を伸ばしながら、首を上下左右に曲げる

背中のストレッチ
①上のバーを逆手で握る
②上半身を後ろへ引き、背中を伸ばす
③背中を伸ばしながら、首を上下左右に曲げる

腰のストレッチ
①上のバーを握る
②上半身を後ろへ引き、腰を丸めながら伸ばしていく
③身体を起こし、胸を張って腰を反らせる

鼠径部のストレッチ
①下のバーを握る
②足の裏を合わせて膝パッドに乗せる
③上半身を後ろに倒し、ストレッチする

お尻のストレッチ
①下のバーを握る
②片方の足をペダルから外して、もう片方の膝の上に足首を乗せる
③上半身を後ろに倒して、お尻から腰にかけてしっかり伸ばす
④反対側の足も同じようにストレッチする

太もものストレッチ
①下のバーを握る
②片側の足をペダルから外して前に出し、身体を後ろに倒す
③足を入れ替えて、反対側も同じように太ももの裏を伸ばす


ストレッチマシンの使用時間と頻度


ストレッチマシンは姿勢を固定させるものなので、1つの姿勢を30秒ほどキープさせることで効果を発揮します。
2?3セット繰り返すことで、より高い効果を得ることができます。

使用頻度に関しては、可能であれば毎日継続することが理想です。
ストレッチは筋肉にアプローチをかけるものではないので、基本的に毎日行う方が高い効果を発揮します。
全身のストレッチをするには時間を確保する必要があるため、まとまった時間が取りづらいという方は、数種類ずつを日替わりで組み合わせても良いでしょう。
起床時と就寝前というように、1日に2回行う方法もおすすめです。


ストレッチマシンの注意点


最後に、ストレッチマシンを使う際の注意点や、意識すべきことをご紹介します。

リストストラップの着用
ストレッチマシンには、ハンドルの近くに、必ず転倒防止用のストラップやバンドが取り付けられています。
これらは、ストレッチ中の転倒を防止するためのものです。
運動に慣れている方は装着しないことがありますが、ふとした時に体勢を崩し、後ろに倒れてしまう危険性があります。
部位によってはバランスの取りにくい姿勢になるため、必ず装着した状態でストレッチを行ってください。

ストレッチ中の呼吸
ストレッチで大切なことは、深呼吸をすることです。
普段凝り固まっている筋肉をほぐしたり、慣れない姿勢をすると呼吸が浅くなります。
呼吸が浅くなると体内に十分な酸素を取り込めず、神経が乱れたりリラックス効果が失われやすいです。
しっかりと身体をほぐし高い効果を得るために、深呼吸をして身体が伸びている感覚に集中しましょう。


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