A:訪問リハビリは理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が医師の指示のもと行うもので
機能訓練(トレーニング)やストレッチが主に行われ介護保険により運用されています。
一方訪問マッサージとはあん摩マッサージ指圧師が医師の同意書により行うもので
マッサージや機能訓練が主に行われ、医療保険により運用されています。
ただ、理学療法士の方もマッサージはしますし、あん摩マッサージ指圧師も機能訓練もします。
その方にあったプランを作成していきます。
特に当院では 決まった方法と言うのは決めておらず、機能訓練や歩行訓練、
座位保持訓練が殆どと言う方もおられますし、逆にマッサージが殆どの方もおられます。
その辺りはじっくり患者様やご家族の方、介護関係者の方々と話し合って決めて行ければ良いと思っています。
Q:介護保険を使用しているのですがしてもらえますか?
A:訪問マッサージは介護保険を使わず、医療保険(健康保険証)を使用しますので
介護保険を気にせず受けていただく事ができます。患者様の中にはデイケアや
訪問リハビリで機能訓練を中心に受けていただいた後で訪問マッサージで筋肉を解す様な感じで受けておられる方もいます。
Q:同意書とはなんですか?
A:同意書とは医師が、マッサージ治療の必要性を認めた場合に発行するもので、
医療保険(健康保険)で施術を受ける際に必要となります。
また同意書には、病名や症状及び発病年月日が明記されていなければなりません。
Q:同意書は誰が取りに行ってもいいのですか?
A:同意書を貰う際にはご本人が診察を受ける時に医師に症状を伝えていただいて、
同意書に記入していただきますので、基本的にはご本人となります。
ただ、こちらでも依頼状を作成して同意書を添付していますので、安心していただいて結構です。
ただ、医師により同意書を発行しない医師もいますので、その際はご連絡ください。
Q:他の病院に通院しながらでも受けられるのですか?
A:訪問マッサージは医科との併用が大丈夫なので病院に通院しながらでも施術できます。
Q:どういう病名の人が受けられるのですか?
A:訪問マッサージでは症状、病名にこだわらず関節拘縮、筋麻痺がある方が対象になっています。
変形性膝関節症や脳梗塞後遺症、パーキンソン病、パーキンソン症候群、腰椎圧迫骨折後の後遺症、
脊柱管狭窄症、廃用症候群の方などがご利用されています。
Q:どういう人が受けられるのですか?
A:訪問マッサージでは歩行困難の方が受けていただけます。
元気に歩ける方の訪問は出来ませんが、寝たきりの方や半寝たきりの方、
病院まで歩いていくのが大変であったり、逆に調子が悪くなるなどの方がご利用する事が出来ます。
ご不明な点などありましたらお気軽に問い合わせください。
Q:介護施設内でも受けられるの?
A:はい、可能です。特別養護老人ホームやグループホームや有料老人ホームなどでの施術も行っています。
Q:週に何回位受けるのがいいの?
A:もちろん個人差はあると思いますが、ほとんどの方がリハビリのやり方や
ペースを掴むために週2回で始める事をおすすめしています。
Q:どんな方が施術してくれるの?
A:すべて国家資格の資格取得者で臨床経験豊富なスタッフです。
ただ相性の問題もあると思いますのでまずは一度お試し無料体験を受けてみて下さい。
Q:寝たきりですがマッサージは必要ですか?
A:必要です!寝たきりの状態が続きますと関節が硬くなり可動域の制限が起こってきます。
同時に心配されるのが筋力の低下です。またいつもと同じ姿勢をとる事により血行障害が起こりじょくそう(床ずれ)ができます。
これらの問題に対しマッサージ治療で血行の促進、筋力の低下、関節の拘縮の予防に努めます。
Q:来てもらうのに何か用意するものはありますか?
A:特にありません。楽な普段着でいていただければ大丈夫です。
Q:部屋が狭くて汚いのですが大丈夫ですか?
A:たたみ一畳分あれば治療は可能ですので、気を使わなくても大丈夫です。
Q:治療費とは別に往診料(出張費)がかかりますか?
A:いいえ。1回あたりの料金の中に往診料(出張費)も針灸材料費も全て含まれますので、別途にいただくことはありません。
Q:治療院によって料金に違いはあるのですか?
A:近所で頼むのが一番安いです。正式には厚生労働省保険局の法定計算により往診距離で
料金が決められるのです。近くで頼めば安く、遠くで頼めば高いということになります。
Q:お金はいつ払うのですか?
A:基本的に一ヶ月に1回、月始めに前月分を現金にてお支払いいただきます。
Q:ケアマネージャーに相談しなくていいのですか?
A:ケアマネージャーさんは、利用者さんにとっての大事な方ですからできればご相談ください。
しかし、直接こちらにお電話くださっても大丈夫です。
その場合は、こちらから担当のケアマネージャーさんに連絡をとります。
当院では、多くのケアマネージャーさんと常に交流しており、患者さんの病態に関する報告も定期的に行っております。